はじめに

当院は近鉄江戸橋駅から徒歩4分のところにある、精神科、心療内科の診療所です。院長は精神保健指定医の資格を取得しています。うつ病、パニック障害、統合失調症、社会不安性障害、強迫神経症、不登校、適応障害などの精神科診療全般を取り扱っていますが、当院の特徴としてBスポット療法とEMDR療法(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法)によるトラウマ治療を行っています。

Bスポット療法とは東京医科歯科大学の故堀口申作先生が提唱した慢性上咽頭炎に対して塩化亜鉛による粘膜焼灼術です。30年以上前に注目を浴び、現在、細々と行われている治療法です。何人かの耳鼻科の先生に、この療法について聞いたのですが、ご存じありませんでした。当院のやり方は0.1%-1.0%の塩化亜鉛水溶液を毎日、点鼻してもらっています。自律神経失調症、肩こり、目の奥の痛み、不定愁訴、気圧の変化で頭痛を訴える方、原因不明の不登校のなどの症状のある方、漢方で言う未病の状態に効果があると思われます。難治性の神経症圏の患者さんはほぼ80%以上の方が点鼻薬の痛みを訴えられ、痛みが減るにつれて上記の症状他、精神症状も改善してきます。おそらく、上咽頭の炎症症状が免疫系とHPA系を介して自律神経系に関与していることから、消炎の結果、直接的、間接的に脳の負担を減らすことで精神症状を改善するようです。

次に、EMDRとは心理療法を使ったトラウマ記憶の治療法です。その方法はトラウマ記憶について陳述記憶や映像記憶、身体記憶などを思い出すことで、記憶を活性化した後、REM睡眠のように左右の眼球運動などで左右脳に両側刺激を与えることでトラウマ記憶を普通の記憶に変えます。トラウマに基づくうつ病、PTSD、パニック障害、不安障害、解離性障害に効果があります。トラウマは戦争や災害、事件事故などの大惨事で負うものと思われがちですが、いじめや命の関わる病気、交通事故などの日常生活の中での問題であっても、トラウマになります。また、なかなか治らないうつ病や依存症、長年続く原因不明の腰痛や頭痛などの背景に、幼い頃に受けた虐待やいじめ、性被害、長期の入院体験などによるトラウマが関わっている場合が多いことがわかってきています。以上、当院では薬物治療に加えて、身体面とトラウマに着目した治療を行っています。

予約制になっていますので、電話を頂き、予約を取ってから受診をお願いいたします。初診の方は「初診の方へ」のページもご参照ください。

診察時間

予約制
9:00〜12:00
13:00〜18:00

但し、水曜日は15:00-18:00